納品までの流れが一通り完了したら目標設定をしましょう

納品までの流れが一通り完了したら目標設定をしましょう

ここまでの一連の流れが完了したら欧米輸入の基本的な部分は経験したことになります。

ここからはしっかりと目標を設定して日々のリサーチに取り組んでいきましょう。

目標設定の方法は、

  • 目標の粗利を設定する
  • 目標の粗利を達成するためには1日どれくらいのリサーチが必要なのかを設定する
  • 目標に向けて行動する

こんな感じの流れになります。

それぞれ例をもとに解説します。

このページを読むことでわかること

  • 目標設定の方法
  • 目標設定の重要性

まずは目標となる粗利を設定しましょう

まずは目標となる粗利を設定しましょう

今回は例として15万円の粗利を設定するとします。

利益率は低く見積もって10%。

この場合、売上は最低でも150万円必要になる

仕入れ金額は、カテゴリによって変わりますがおおよそ110万円~120万円程度は必要になります。

この仕入れ金額には商品代金やMyUSの送料、関税や商品税も全て含んで計算をします。

これを30日(ひと月)で割ります

120万円を30日で割ると1日4万円。

つまり仕入れ値として1日4万円分の仕入れができているか?を考える必要があります。

もしこれが達成できているなら、継続すれば粗利15万円はそんなに遠くないと思います。

逆にこれが達成できていないならまずはこれを目標にリサーチを進めてみましょう。

もちろん利益率はもっと上げることができる

これはあくまでも仮の計算です。

利益率の目標がもっと上なら仕入れ金額も下がりますよね。

こんな感じで目標金額を決めたのであれば計算しやすくなります。

もちろんイメージ通りに売れないときや価格競争になることもありるので、更に仕入れや在庫が必要になることもあります。

これとあわせて在庫の損切りなども考える

どうしても不良在庫になる商品もあります。

その場合は、タイミングを見て損切りをしましょう。

損切り方法の例としては、

  • 赤字ラインまで価格を一気に下げて売り切る
  • 在庫を一旦回収してメルカリやヤフオクなどで売る

こんな感じでできるだけ早く現金として回収できる方法を選択します。

赤字を出したくないという気持ちはあると思います

しかし売れない商品を在庫のまま抱えておくのはキャッシュフロー的にもかなり危険です。

在庫が残っているということは停滞している資金があるという事。

つまり利益がいくら出ていても在庫が残っている限りは現金が増えないということです。

粗利をしっかりと残しつつ、不良在庫も捌くことで手元の資金を増やすことが出来ます。

目標を更に上げる時も考え方は同じ

粗利目標を30万円、50万円と上げる時も考え方は同じです。

粗利を上げるということは必要になる資金も更に多く必要になります。

このあたりを早めに狙うのであれば最低でも300万円以上は現金が欲しいですね。

手持ちに無いのであれば融資なども検討していいと思います。

目標設定がないとモチベーションが切れる

目標設定をしていないと、日々なんとなくリサーチをしているだけになります。

そうなるとモチベーションを保つことが難しくなるはず。

モチベーションを維持するためにも必ず目標設定をしてください。

目標達成できなかった時は次の日に持ち越してでも達成する

例えば1日4万円分の仕入れを目標にしたとします。

もし達成できなかったら翌日にその分を回収しないといけなくなります。

翌日8万円分の仕入れと考えるとかなりハードになりますよね。

であればその日のうちに仕入れをしようとモチベーションも上がるはずです。

常に追われている感覚で取り組む

人間は余裕を持つとすぐにサボる生き物です。

サボらないためにも常に危機感を持ちながらリサーチをしてみましょう。

例えば、「これが終わらないと眠れない。」などです。

そうすると眠るために目標達成をするにはどうすべきか?を考えることになります。

今よりもリサーチの質が上がりますし、効率化もできるようになるはずです。

ということで今回は以上です。

必ず目標を立ててリサーチに取り組んでください。