DVDとBlu-rayを仕入れる時はリージョンと映像方式に注意が必要です

DVDとBlu-rayを仕入れる時はリージョンと映像方式に注意が必要です

この記事のテーマ

【Amazon欧米輸入】DVDとBlu-rayを仕入れる時はリージョンと映像方式に注意が必要です

この記事の内容

  • 【Amazon欧米輸入】DVDのリージョンで注意すべきポイントとは【日本はリージョン2】
  • 【Amazon欧米輸入】Blu-rayのリージョンで注意すべきポイントとは【日本はリージョンA】
  • DVDとBlu-rayで共通して注意が必要な7つのポイント【仕入れ前にチェックしよう】
  • 【Amazon欧米輸入】DVDとBlu-rayを仕入れる時はリージョンと映像方式に注意が必要です【まとめ】

このような内容になっています。

この記事の結論

  • リージョンは必ず確認する
  • 正しい出品をしても返品される可能性が高いというリスクを知っておく

【Amazon欧米輸入】DVDのリージョンで注意すべきポイントとは【日本はリージョン2】

【Amazon欧米輸入】DVDのリージョンで注意すべきポイントとは【日本はリージョン2】

リージョンは簡単に説明すると対応している地域のことです。

日本はリージョン2が該当します。

全リージョンはこちら。

  • リージョン1:アメリカ、カナダ
  • リージョン2:日本、ヨーロッパ、中東、南アフリカ、エジプト
  • リージョン3:東アジア、東南アジア、香港
  • リージョン4:オセアニア、中東、カリブ諸国、南米
  • リージョン5:ロシア、北朝鮮、モンゴル、南アジア、アフリカ諸国
  • リージョン6:中国
  • リージョン0:フリー/ALL (制限なし)

Amazon欧米輸入でポイントになるのは1、2、0が多いです。

リージョンが違うとDVDプレイヤーで再生できない

DVDプレイヤーには再生できるリージョンが設定されています。

日本で販売されているDVDプレイヤーのほとんどはリージョン2および0のみに対応しています。

リージョン0はフリーなので、基本的にどんなDVDプレイヤーでも再生できます。

Amazon欧米輸入をする時はリージョン1に注意

Amazon欧米輸入の主な仕入先であるアメリカはリージョン1です。

これを間違って仕入れてしまい、リージョン2のページに出品してしまうとクレームの原因になります。

上でも解説した通り、日本で市販されている通常のDVDプレイヤーでは再生できないからです。

DVDを仕入れる時は必ず先にリージョンを確認するようにしましょう。

更に出品するページのリージョンも必ず間違いがないか確認しておきましょう。

リージョンが合っていても返品されるリスクは高い

正直、ほとんどのお客様はAmazonで購入するときにリージョンなんか確認していません。

よって、正しい商品ページに正しいリージョンにDVDを出品していても返品される時は返品されます。

しかも再生するためにもちろん開封もしているので中古になって返品される可能性も高いです。

DVDを扱う時はこのリスクも理解した上で扱うようにしましょう。

【Amazon欧米輸入】Blu-rayのリージョンで注意すべきポイントとは【日本はリージョンA】

【Amazon欧米輸入】Blu-rayのリージョンで注意すべきポイントとは【日本はリージョンA】

DVDにリージョンがあるようにBlu-rayにもリージョンがあります。

しかしDVDとは少しだけリージョンの種類が違います。

Blu-rayのリージョンはこちら。

  • リージョンA:アメリカ、南米、東南アジア、日本、朝鮮半島、台湾
  • リージョンB:ヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニア
  • リージョンC:中央・南アジア、中国、ロシア、モンゴル
  • リージョンALL:フリー (制限なし)

日本はアメリカと同じリージョンAに分類されています。

リージョンAは問題なく再生される

DVDではアメリカとリージョンが違いました。

しかしBlu-rayではアメリカとリージョンが一致しています。

つまりアメリカからBlu-rayを仕入れても日本のBlu-rayで問題なく再生されるということです。

ここがDVDとBlu-rayの大きな違いになりますね。

ただしヨーロッパのBlu-rayはリージョンB

DVDではヨーロッパと同じリージョンでした。

しかしBlu-rayはヨーロッパがBで日本がAです。

DVDと同じ感覚でヨーロッパAmazonから仕入れてしまうとクレームの原因になります。

ヨーロッパからBlu-rayを仕入れる時は十分に注意しましょう。

DVDとBlu-rayで共通して注意が必要な7つのポイント【仕入れ前にチェックしよう】

DVDとBlu-rayで共通して注意が必要な7つのポイント【仕入れ前にチェックしよう】

それではDVDとBlu-rayで共通して注意すべきポイントをまとめましょう。

  • リージョン
  • 販売されている国
  • 紙パッケージの有無
  • コピー品
  • 付属品
  • 日本語音声と字幕の有無
  • 映像方式

リージョン

リージョンについては上で解説しましたね。

仕入れ前には必ず確認するようにしてください。

販売されている国

例えば画像検索などでリサーチする場合。

商品画像はほぼ同じでも販売国が違うことがあります。

見分け方はこちら。

  • EAN
  • パッケージ
  • リージョン

このあたりが参考になります。

EAN

EANは商品独自に割り振られている世界共通のコードです。

販売されている国が違えばリージョンや対象年齢も違うのでEANも相違している可能性が高いです。

パッケージ

例はこちら。

比較1
比較2

こんな感じで少し違いますよね。

同じ様に見えても少し違うところがあったりするので注意が必要です。

リージョン

何度も説明しているリージョンですね。

こちらも参考になるので必ず確認しておきましょう。

紙パッケージの有無

日本のDVDではあまり馴染みが無いかもしれません。

海外のDVDには紙パッケージが含まれているものも多くあります。

例はこちら。

紙パッケージの有無

こんな感じでケースを覆うように紙パッケージが付属します。

コレクターの人からするとかなり重要なアイテムの1つなので付属の有無は必ず確認しましょう。

eBayなどのオークションサイトから仕入れる場合は付属していない場合もよくあります。

商品画像をチェックして、それでもわからなければ問い合わせをしましょう。

コピー品

これもeBayに多いです。

明らかに安すぎる商品やセラーの評価が悪い商品は注意しましょう。

付属品

DVDやBlu-rayにはおまけが付属している事があります。

これも重要なアイテムなので必ずチェックするようにしましょう。

日本語音声と字幕の有無

リージョンが一致していても日本語音声と字幕が含まれない場合があります。

LanguageなどにJapaneseやJapanが含まれているかを確認する必要があります。

映像方式

映像方式は3つあります。

  • NTSC
  • PAL
  • SECAM

ちなみに日本はNTSCです。

日本で販売されているDVDプレイヤーはほとんどがNTSCにしか対応していません。

PALなどは再生できないので注意が必要です。

PCのDVDプレイヤーは映像方式が関係ないのでPAL等でも再生できる事がほとんどです。

【余談】じゃあどうやってリージョン違いや映像方式が違うディスクを日本で再生するのか

結論は、

  • PCのDVDやBlu-rayプレイヤーで再生する
  • リージョンフリープレイヤー(PAL→NTSC変換機能付き)を購入する

こんな感じ。

簡単に解説します。

PCのDVDやBlu-rayプレイヤーで再生する

上でも少し触れましたが、PCのプレイヤーはリージョンや映像方式が関係ない事がほとんどです。

PCなら輸入したDVDやBlu-rayもストレスなく再生できる可能性が高いです。

リージョンフリープレイヤー(PAL→NTSC変換機能付き)を購入する

少し高額ですがリージョンフリーのDVDプレイヤーも販売されています。

こんな感じのプレイヤーを購入すればリージョンが違うDVDも気軽にテレビで鑑賞することが出来ます。

【Amazon欧米輸入】DVDとBlu-rayを仕入れる時はリージョンと映像方式に注意が必要です【まとめ】

【Amazon欧米輸入】DVDとBlu-rayを仕入れる時はリージョンと映像方式に注意が必要です【まとめ】

という事で最後にまとめます。

DVDのリージョン
  • リージョン1:アメリカ、カナダ
  • リージョン2:日本、ヨーロッパ、中東、南アフリカ、エジプト
  • リージョン3:東アジア、東南アジア、香港
  • リージョン4:オセアニア、中東、カリブ諸国、南米
  • リージョン5:ロシア、北朝鮮、モンゴル、南アジア、アフリカ諸国
  • リージョン6:中国
  • リージョン0:フリー/ALL (制限なし)
Blu-rayのリージョン
  • リージョンA:アメリカ、南米、東南アジア、日本、朝鮮半島、台湾
  • リージョンB:ヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニア
  • リージョンC:中央・南アジア、中国、ロシア、モンゴル
  • リージョンALL:フリー (制限なし)
DVDとBlu-rayで共通して注意が必要なポイント
  • リージョン
  • 販売されている国
  • 紙パッケージの有無
  • コピー品
  • 付属品
  • 日本語音声と字幕の有無
  • 映像方式

という事で今回は以上です。