仕入れをする前に確認すべき項目14個をまとめて解説します

仕入れをする前に確認すべき項目14個をまとめて解説します

この記事のテーマ

仕入れをする前に確認すべき項目14個をまとめて解説します

この記事の内容

  • 【3つ】商品のスペックを確認する
  • 【6つ】ランキングやバリエーションなどの商品情報を確認する
  • 【5つ】輸入規制や出品制限がないか確認する

このような内容になっています。

この記事の結論

  • 最低でも14個の項目を確認してから仕入れることで無駄な仕入れミスを軽減することが出来る

【3つ】商品のスペックを確認する

【3つ】商品のスペックを確認する

まずは商品のスペックをしっかりと確認しましょう。

  • 商品サイズ
  • 商品カテゴリー
  • 商品重量

仕入れ前には最低限この3つを確認しておく必要があります。

商品サイズ

サイズは仕入れの重要な指標になります。

例えば大型商品の場合は標準商品と納品するFCが別になる可能性が高いです。

大型商品1つだけで納品した場合は、送料負けする可能性が非常に高くなります。

大型商品を仕入れる場合は複数個まとめて仕入れることをオススメします。

商品カテゴリー

こちらも商品サイズと同じ理由です。

ファッションカテゴリーは通常商品と別のFCになる可能性が高いです。

ファッションカテゴリを仕入れる場合はまとめて仕入れすることをオススメします。

商品重量

重量がありすぎると国際送料に大きく影響します。

3000gを超えてくると国際送料に大きく影響する可能性がります。

重たい商品を仕入れる場合は国際送料を慎重に計算しないと予測していた利益が出ない可能性があります。

【6つ】ランキングやバリエーションなどの商品情報を確認する

【6つ】ランキングやバリエーションなどの商品情報を確認する

次にその他の商品情報を確認していきましょう。

重要になる項目はこちらの6つ。

  • カート価格
  • ライバル出品者数
  • 商品の売れ行きをさらに詳しく
  • ランキング
  • バリエーション商品かどうか
  • レビュー

これらをそれぞれ解説していきます。

カート価格

販売価格は重要なので必ず確認しましょう。

カート価格以外にも自己発送セラーの金額にも注意をします。

理由はカート価格と自己発送セラーの金額に大きな差がある場合、自己発送セラーがカートを取る可能性があるから。

そうなるとカートを取るにはある程度金額を下げる必要があります。

価格を下げてカートを取りにいっても利益が取れるのかを確認しておく必要があります。

ライバル出品者数

回転数に大きく影響します。

回転が遅いのにライバルがたくさんいると予想通り売れない可能性が高くなります。

回転とライバル数の関係を意識しながらリサーチを進めましょう。

商品の売れ行きをさらに詳しく

KeepaやDELTA Tracerなどのランキンググラフをさらに詳しく確認します。

  • ライバル数の推移
  • 過去12カ月間のランキングの推移
  • 価格の推移

価格は今だけの価格を見るのではなくて、過去の動きもしっかりと確認をしておきましょう。

過去の金額と今の金額を意識してリサーチする

例えば、先週まで5000円で売られていた商品があったとします。

今週はFBAセラーの在庫がゼロになり自己発送セラーの10,000円がカートをとっていたとします。

この場合、10,000円で利益計算をするのはオススメできません。

なぜなら、先週まで5000円だった商品が今週から10,000円になった。

本当に10,000円の価値がある商品か判断ができていないからです。

過去に10,000円で売れた形跡があるのか。

10,000円で需要がある商品なのか。

この辺をしっかりと確認した上でリサーチを進めましょう。

相場と大きくかけ離れた販売価格になってしまっているなら、いくら利益が出ると計算ができたとしても商品は売れません。

必ず需要がある金額で利益計算をする必要があります。

ランキング

ランキンググラフと同様に実際のランキングもある程度仕入れの指標になります。

基本的に10万位程度であれば月に1つ程度は売れる可能性が高いです。

しかしカテゴリによって大きく差が出るのであくまでも1つの指標として目を通しておきましょう。

バリエーション商品かどうか

リサーチに慣れていない人はバリエーション商品のランキンググラフに騙される事が多いと思います。

バリエーション商品についてはこちらの記事に詳しくまとめているので参考にしてください。

色違いなどのバリエーションは要注意

バリエーション商品は色違いなだけで大きく金額差があるものが多いです。

例えば、ブラックが3000円てホワイトが10,000円などの商品もよく目にします。

バリエーション商品のランキンググラフだけを見ると10,000円のホワイトもよく売れているように見えると思います。

しかし冷静になって考えてみましょう。

あなたがお客さんの場合色違いで3倍以上の金額を支払うでしょうか。

ブラックが3000円で買えるのにホワイトに10,000円を払うかどうかをお客様目線で考えてみましょう。

おそらくほとんどのお客様は3000円の商品を買うと思います。

バリエーション商品のリサーチをするときはお客様目線になることが重要

セラー目線だけでリサーチをしてしまうと大きな利益が出そうな商品を見つけたら他のバリエーションを確認せずに仕入れてしまうこともあります。

しかし冷静に判断してみると該当のバリエーションが売れない可能性が高いというのもわかるはずです。

物販は商品が売れて初めて利益になります。

見込み利益はあくまでも見込み利益。

利益が取れる価格で販売して売れないと意味がありません。

レビュー

商品レビューが極端に悪いカタログに出品すると、出品者の評価にも影響することがあります。

商品に元から不備があったとしてもお客様からすれば関係ありません。

問答無用で出品者の評価にも「悪い」をつけられることがあります。

商品品質が著しく悪そうな商品を避けることをオススメします。

【5つ】輸入規制や出品制限がないか確認する

【5つ】輸入規制や出品制限がないか確認する

最後に規制や法律関係を確認します。

最低限、チェックすべきポイントはこの5つ。

  • セラースケットの危険度
  • 出品制限の確認
  • 並行輸入品を出品しても良いかどうか
  • 正規販売代理店が出品しているか
  • 輸入に規制や許可が必要かどうかの確認

それぞれ詳しく見ていきましょう。

セラースケットの危険度

セラースケットの危険度はアカウントを守る意味でも重要な指標になります。

「危険度の表示」が便利

危険度がAやBのような商品をリサーチする時には十分に注意しましょう。

セラースケットについてはこちらを参考にしてください。

出品制限の確認

新しいアカウントは多くの商品に出品制限がかかっている可能性が高いです。

利益が出るからといってすぐ商品を仕入れるのではなく、リサーチの段階でまずは出品制限を確認しておきましょう。

出品制限は商品登録を進めることで確認することができます。

出品制限

並行輸入品を出品しても良いかどうか

並行輸入品の商品はすべての商品カタログに出品していいというわけではありません。

基本的には並行輸入品と記載がある商品ページに出品するのがAmazonのルールです。

ただし並行輸入品でも並行輸入品という記載がない商品ページがあるのも事実です。

正規品のページと並行輸入品の表記がないけど並行輸入品の商品カタログを見極める必要があります。

これについてはこちらのページで詳しく解説しているので参考にしてみてください。

正規販売代理店が出品しているか

正規販売代理店と記載をして販売している出品者もいます。

そういったセラーがいる商品ページに出品すると、出品取り下げの問い合わせや真贋調査などのトラブルになる可能性が高いです。

正規販売代理店がなぜ説明欄や出品者名に正規代理店と記載をしてるのか考えると答えがわかると思います。

相乗り出品や不正な出品を防ぐため

並行輸入品と記載がある商品ページなら出品しても問題ない可能性が高いです。

しかし並行輸入品の記載がないページで正規販売代理店と記載された出品者がいるのであれば出品は避けましょう。

輸入に規制や許可が必要かどうかの確認

輸入に関しては様々な法律やルールが適用されます。

特に注意が必要なのはこちら。

  • 食品衛生法
  • 電波法
  • 電気用品安全法
  • 薬機法
  • 関税法
  • ワシントン条約
  • その他危険物系の輸入

この辺は特に注意が必要です。

輸入に規制や許可が必要な商品についてはこちらのページを確認してください。

» Amazon欧米輸入で仕入れに注意する必要がある商品を実例付きで紹介【初心者の方は必見です】

仕入れてもいいと判断したら次は海外のネットショップをリサーチしていきましょう。