この記事のテーマ
中古品の輸入に古物商は必要なのか?【結論:基本不要だけど必要になるケースも】
この記事の内容
- 中古を扱う場合に古物商許可が不要な2パターンを紹介
- 中古を扱う場合に古物商許可が必要な2パターンを紹介
- 【まとめ】中古品の輸入に古物商は必要なのか?【取れるなら取っておいてもいいと思います】
このような内容になっています。
- 海外から直接あなたが仕入れる場合は古物商許可は不要
- 輸入商品でもあなたとバイヤーの間に日本の第三者が入る時は古物商許可が必要になる
- 今後、長く転売系ビジネスをする予定なら取得しておいて損はない
Amazon欧米輸入で中古を扱う場合に古物商許可が不要な2パターンを紹介
Amazon欧米輸入で中古品を扱うときに古物商許可が不要な2パターンはこちら。
- 日本国内から海外のネットショップや業者から仕入れて日本で販売する
- 海外で直接買い付けた中古品を日本で販売する
大きく分けてこの2パターンですね。
簡単に言うと、あなたが直接海外から仕入れているなら古物商は不要です。
それぞれ深掘り解説します。
日本国内から海外のネットショップや業者から仕入れて日本で販売する
Amazon欧米輸入ではこのパターンが一番多いと思います。
結論としては、原則的に古物商許可が不要とされています。
理由は古物商許可は日本国内で「買取」と「売却」がセットで行われたときに必要となる資格だからです。
欧米輸入の場合、仕入先は海外の小売店か業者になるのでこのセットが成立しませんよね。
つまり古物商許可が不要という判断になります。
海外で直接買い付けた中古品を日本で販売する
こちらの場合も同じく不要です。
海外で仕入れが完結しているので古物商許可は不要と判断されます。
上でも解説した通り、古物商許可は国内で「買取」と「売却」がセットで行われたときに必要となる資格だからです。
Amazon欧米輸入で中古を扱う場合に古物商許可が必要な2パターンを紹介
Amazon欧米輸入でも以下のパターンに該当すると古物商許可が必要になります。
- 日本国内の輸入業者が輸入した中古品を買い取って日本で販売する
- 輸入代行業者を使って中古品を仕入れ、日本で販売する
簡単に言うと、海外製品でもあなたとバイヤーの間に日本の誰かが入れば古物商許可が必要になります。
それぞれ深掘り解説します。
日本国内の輸入業者が輸入した中古品を仕入れて、日本で販売する
この場合は、日本の業者から中古品を購入してそれを販売することになります。
つまり商品は輸入品でも、取引だけを見ると”日本で仕入れた中古品を日本国内で販売している”ことになります。
この場合は一般的な中古販売になるので古物商許可が必要になります。
輸入代行業者を使って中古品を仕入れ、日本で販売する
これが意外と落とし穴かもしれません。
例えば、日本に拠点を置く輸入代行業者を使って輸入品を仕入れる場合。
この場合は必要になります。
イメージ的には輸入代行業者が海外から購入した中古品をあなたが買い取ったという感じ。
つまり日本の業者から中古品を購入して販売をすることになるので古物商が必要という判断になります。
MyUSなどの転送会社は問題なし
ちなみにMyUSなどの転送会社はあくまでも”転送会社”です。
購入代行ではありません。
MyUSにはShopping Assistantという購入代行サービスもありますが、海外拠点なので古物商は不要です。
【まとめ】中古品の輸入に古物商は必要なのか?【取れるなら取っておいてもいいと思います】
最後に簡単にまとめておきます。
- 日本国内から海外のネットショップや業者から仕入れて日本で販売する
- 海外で直接買い付けた中古品を日本で販売する
あなたが直接海外から仕入れて販売すれば基本OK。
- 日本国内の輸入業者が輸入した中古品を買い取って日本で販売する
- 輸入代行業者を使って中古品を仕入れ、日本で販売する
あなたとバイヤーの間に日本の第三者が入れば必要になる。
迷ったら管轄警察署や都道府県公安委員会に問い合わせましょう。
一番危険なのは、「大丈夫だろう」と勝手に判断するパターンです。
ちょっとでも迷ったら専門機関に確認することをオススメします。
とは言っても転売系ビジネスをするなら古物商許可は取っておいて損はない
古物商許可は更新や年会費もなく、取得すれば一生物のライセンスです。
転売系ビジネスを長く続ける予定の人や中古を扱う可能性がある人は余裕があるときに取っておいて損はないと思いますよ。
取得方法についてはこちらの記事にまとめているので参考になると思います。
という事で今回は以上です。