この記事のテーマ
正規販売代理店を見分ける4つの方法
- ブランド名と出品者名に同じ名前が入っている
- 出品者名に【正規販売代理店】などの文字が入っている
- 1つのセラーが該当ブランドの他の商品も独占販売しているような状況
- DELTA Rracerのグラフなどを確認して出品者数が急激に減っている部分がある
正規販売代理店を見分ける4つの方法を紹介
まずは結論から。
- ブランド名と出品者名に同じ名前が入っている
- 出品者名に【正規販売代理店】などの文字が入っている
- 1つのセラーが該当ブランドの他の商品も独占販売しているような状況
- DELTA Rracerのグラフなどを確認して出品者数が急激に減っている部分がある
このような商品をリサーチ、仕入れする時は注意しましょう。
それぞれ深掘り解説します。
ブランド名と出品者名に同じ名前が入っている
これは中国輸入系や国内メーカーの商品で多い印象です。
例えばこういった商品。
こんな感じで、ブランド名や商品名、販売者名が一致している商品は注意が必要。
理由は、
- メーカー自身が出品している
- OEMで独占販売している
こういった商品が多いからです。
どこにも卸してないのに知らない誰かが出品したらクレームになって当たり前
あなた自身がメーカー側だと想像してみてください。
どこにも卸していないオリジナル商品が、急に全然知らない人が販売していたらビックリしますよね。
「ちょっと待って!それどこから仕入れたの?」「そもそもホンモノなの?」ってなるはず。
それが万が一、偽物ならメーカーの信頼にも繋がりますし、お客様にも迷惑がかかりますよね。
つまり、クレームが届いたり真贋調査になって当たり前ということです。
リサーチする時は利益を求めることも重要です。
でもメーカー側の考えやお客様のことも考えて仕入れる必要があります。
出品者名に【正規販売代理店】などの文字が入っている
これは本当の場合と嘘の場合があります。
しかし注意しておいて損はありません。
【正規販売代理店】という記載が何を指しているかしっかりと確認をしましょう。
- そのセラーの商品全てなのか
- そのセラーの一部の商品だけなのか
このあたりを判断する必要があります。
セラーフロントから該当セラーの商品一覧を見て判断してみましょう。
該当ブランドの他の商品も独占販売しているような状況
例えば、ある商品の出品者がそのセラーだけだったとしましょう。
この場合、正規販売代理店として独占販売している可能性がありますよね。
その根拠をさらに固めるために該当ブランドの他の商品の状況も確認してみましょう。
同じブランドの他の商品もそのセラーだけが出品しているような状態なら、おそらく正規販売代理店の可能性が高いです。
つまり出品は避けたほうがいいですよね。
DELTA Tracerのグラフなどを確認して出品者数が急激に減っている部分がある
グラフも正規販売代理店が販売している商品の指標になります。
ちなみにこの方法は正規販売代理店だけではなく、商標権や意匠権などで転売が弾かれている商品にも有効です。
無駄なリスクを避けるために有効な手段なので、ぜひ覚えておいてください。
わかりやすい例がこちら。
こんな感じで出品者数が急激に落ち込んでいることがあります。
これはメーカーや権利者からクレームが入り、出品者が一気に引いている時に生じます。
普段の回転数からはありえない出品者数の減少なので、ひと目で分かると思います。
このような商品はリスクが高いので、いくら利益があっても避けたほうがいいと思います。
一時的には泳がされる可能性もあります。
しかし、急に真贋調査やクレームが入ることがあるのでオススメはできません。
正規販売代理店以外で注意すべき商品例も3つ紹介しておきます【知的財産権や並行輸入品など】
こちらもまずは結論から。
- 知的財産権に関係する商品
- 正規品と並行輸入品
- 輸入なら食品衛生法や電気用品安全法などにも注意が必要
それぞれ解説します。
知的財産権に関係する商品
知的財産権については真贋調査になる可能性も高いので十分注意する必要があります。
「どうやって注意すればいいの?」って話ですが。
結論としては、
- DELTA Tracerのグラフを見て出品者数に異常がないかチェックする
- 仕入れ前に「特許情報プラットフォーム」をチェックする
- セラースケットの危険度や掲示板を参考にする
こんな感じ。
それぞれ解説します。
DELTA Tracerのグラフを見て出品者数に異常がないかチェックする
これは上でも触れていますね。
とにかくナイアガラの滝レベルで出品者数が減っているような商品は避けたほうがいいです。
このようなグラフの商品はほとんどの場合で知的財産権などのクレームを受けている可能性が高いです。
仕入れ前に「特許情報プラットフォーム」をチェックする
「特許情報プラットフォーム」という無料で使えるサイトがあります。
このサイトを使えば簡単に特許情報を確認することができます。
面倒ではありますが、アカウント守るためなのでやっておいてもいいと思います。
セラースケットの危険度や掲示板を参考にする
個人的に一番簡単かつ信頼ができる方法です。
セラースケットというサービスに加入しておけば商品ページに商品の危険度を表示してくれます。
この危険度を参考に仕入れ判断をすることができます。
危険な理由や過去にあった事例などもメンバー限定の掲示板で確認できるので、無駄なリスクを予め避けることができます。
個人的にはAmazon物販でマストのサービスだと思います。
正規品と並行輸入品
欧米輸入セラーや中国輸入セラーが間違えがちなのが正規品と並行輸入品。
これらには明確に差があります。
一見、同じ商品に見えても保証の面では全然違うので出品する時は注意をしましょう。
食品衛生法や電気用品安全法などにも注意が必要
輸入セラーで特に注意が必要なのがこちら。
- 食品衛生法
- 電気用品安全法
- 電波法
- 薬機法
- 関税法
- ワシントン条約
- 危険物
これらはAmazonに出品することでリスクが高いというよりは法律的に危険なのでより注意が必要です。
正規販売代理店を見分ける方法【まとめ】
最後に簡単にまとめておきます。
- ブランド名と出品者名に同じ名前が入っている
- 出品者名に【正規販売代理店】などの文字が入っている
- 1つのセラーが該当ブランドの他の商品も独占販売しているような状況
- DELTA Rracerのグラフなどを確認して出品者数が急激に減っている部分がある
- 知的財産権に関係する商品
- 正規品と並行輸入品
- 輸入なら食品衛生法や電気用品安全法などにも注意が必要
これらの商品を間違って出品しないようにする方法はこちら
2つあります。
- リサーチをたくさんして商品知識をつける
- セラースケットを使って危険度を確認する
それぞれ解説します。
リサーチをたくさんして商品知識をつける
これはAmazonで長く物販をするなら大前提になります。
何がOKで何がダメなのかを少しずつでもいいので覚えるようにしましょう。
そうすれば無駄にリスクが高い商品や明らかにアウトの商品がわかるようになってくるはず。
そういった商品についてはこちらの記事も参考になると思います。
セラースケットを使って危険度を確認する
これも最近ではかなりメジャーになってきましたね。
おそらくほとんどのAmazonセラーは加入していると思います。
セラースケットの危険度判定は結構役立ちます。
僕自身もかなり参考にしている指標なので、まだ使った事がない人は使ってみてもいいかもしれません。
ということで今回は以上です。