商品は仕入れて売ったら終わりではありません。
売れたときに利益が出ている商品はそのままで問題ありません。
しかし赤字だった商品は必ず見返してあなたなりの原因を考えてみてください。
赤字だった商品の理由を考えて次以降のリサーチに役立てる
3つ例を挙げました。
それぞれ解説します!
ライバルが増加傾向だった
仕入れ段階では見逃していたけど、実はライバルが増加傾向だったということはよくあります。
ライバル数は、
- モノトレーサー
- NEW TYPE DELTA TRACER
などのツールを見れば簡単に確認できます。
ライバル数が増加傾向にある商品の場合、今後も増え続ける可能性があります。
ライバルが増え続ければ、需要と供給のバランスが崩れ価格競争が発生する可能性が高くなりますよね。
その時は利益が出ると判断しても、ライバル数と釣り合っていないようなら仕入れを避ける判断をしてもいいかもしれません。
そもそも少しずつ価格競争が発生し始めていた
リサーチの段階で、少しずつ価格が下がっている商品を見かけることがあると思います。
例えば、
4月1日 | 3000円 |
4月2日 | 2980円 |
4月3日 | 2899円 |
4月4日 | 2780円 |
4月5日 | 2750円 |
あくまでも例ですが、このような商品があったとします。
しかしまだ利益は500円以上取れるし利益率も高いから仕入れできそうと判断して仕入れたとしましょう。
仕入れた商品が実際に日本に到着して納品が完了するまでに、早くても10日〜14日くらいはかかりますよね。
その間も価格は下がり続けているかもしれません。
リサーチの段階で価格が下がりつつある商品を見かけたら、少し仕入れを考えたほうがいいかもしれません。
相場よりも高い価格帯で売れると判断して結局売れずに赤字まで値下がりした
相場が5000円の商品があったとします。
しかし今はカートを7000円で獲得中。
直近で7000円で売れた痕跡がある。
だから7000円で売る前提で仕入れてみた。
こういう商品は予想以上に売れない可能性が高いです。
あくまでも過去の情報を見ると相場は5000円。
7000円で売れたのが1つだけなら、たまたま売れただけの可能性あります。
よって結局5000円付近まで価格を落とさないと売れない。
仕入れ値はあくまでも7000円で利益が取れる金額に合わせた仕入れ価格だったので5000円だと赤字ということもよくあります。
仕入れる時は相場をしっかりとチェックして、相場よりも高い金額で推移しているなら、相場付近に価格が戻っても大きな損失がないかを確認してから仕入れてみましょう。
まとめ:赤字には必ず理由がある!理由を考えてリサーチ力を高めよう!
ということで今回は赤字だった商品の理由を考えて次以降のリサーチに役立てるための方法を解説しました。
もう一度この記事の内容をまとめます。
赤字には必ず理由があります。
だからこそ赤字になった商品をよく観察して次に活かすことで赤字リスクを少しずつ減らせます。
何も考えずに利益商品だからと仕入れていてはいつまで経ってもリサーチ力は向上しません。
常に「なぜ?」を考えながらリサーチに取り組んでみてください。
そうすれば、きっと利益額は増えますし利益率も高くなるはずです。