この記事のテーマ
Amazonのカート獲得率を確認する2通りの方法をまとめました【獲得率をUPさせる方法も解説】
この記事の内容
- Amazonのカート獲得率を確認する2通りの方法をまとめました【ビジネスレポートもしくはKeepaが便利】
- 【初心者必見】Amazonのショッピングカート獲得率をアップする6つのポイント
- Amazonのカート獲得率を確認する2通りの方法まとめ
このような内容になっています。
- カート獲得率はビジネスレポートかKeepaで確認すると便利
- カート獲得でもっとも重要なのは価格
- Amazonが販売を任せたいと思える出品者になる
- 評価を早く集めたいならネット卸サイトを使って薄利でも商品を多く売ることが重要
Amazonのカート獲得率を確認する2通りの方法
カート獲得率の確認方法は主に2通り。
- ビジネスレポート
- Keepa
この2つの方法で確認することができます。
それぞれ確認方法をわかりやすくまとめます。
ビジネスレポートでカート獲得率を確認する方法とは
まずはビジネスレポートから。
セラーセントラルにログインします。
- セラーセントラル
- 左上の「≡」をクリック
- レポート
- ビジネスレポート
- 詳細ページ売上・トラフィック
- おすすめ商品(ショッピングカートボックス)の割合
これで確認できます。
まずはセラーセントラルからビジネスレポートを開く
上の手順でビジネスレポートを開きます。
ASIN別の「詳細ページ 売上・トラフィック」を開く
ASIN毎の詳細なデータが表示されます
カート獲得率も含まれていますね。
簡単に確認することができます。
表示されていない時は「列の表示/非表示」の設定を確認する
「列の表示/非表示」の設定で「おすすめ商品(ショッピングカートボックス)の割合」にチェックが入っていないと表示されません。
表示されていない人は確認してみてください。
Keepaでカート獲得率を確認する方法とは
Keepaの拡張機能でもカート獲得率を確認することができます。
この方法はKeepaがすでにインストールされていることを前提に解説しています。
Keepaについてはこちらが参考になると思います。
確認方法はこちら。
- カート獲得率を確認したい商品ページを開く
- Keepaの拡張機能の「Data」をクリック
- 「Buy Box Statistics」をクリック
これで確認できます。
この商品の場合、直近30日間だと一番上のセラーが60%程度でカートを獲得していることがわかりますね。
自分が何%くらいなのかを確認して、獲得率が低いのであれば原因を考えて獲得率UPを目指しましょう。
期間を変更することで過去のカート獲得率も確認することができる
Keepaの拡張機能では日数を変更することで過去のデータも見ることができます。
日数を変更するだけでも色々と見えてくるものもあると思います。
参考にすると今後の仕入れに役立つと思います。
Amazonのショッピングカート獲得率をアップする6つのポイント
次にカート獲得率をアップする方法を紹介します。
- 販売価格
- 評価数【特に初心者の方は注意】
- 大口出品の利用
- FBAの利用
- アカウントパフォーマンス
- 在庫の多さ
代表的なのがこんな感じ。
それぞれ深掘り解説します。
販売価格
結論からお伝えすれば他社よりも安い価格で出品をするとカート獲得率が上がりやすいです。
Amazon視点でいうと、安くても商品が売れればAmazonは手数料で儲かりますよね。
つまり他のショップよりも安く出品させて、商品を回転させればさせるほどAmazonは儲かることになります。
Amazonが儲けるという点で考えると、そういった金額で出品する出品者を優遇するのは当たり前だと思います。
もちろん安く購入できるということはお客様の満足度向上にも繋がりますしね。
評価数【特に初心者の方は注意】
Amazonからすると良い評価がたくさんある出品者を優遇したいです。
理由は、
- 余計なクレームを減らすこと
- Amazonのブランド価値を下げないこと
つまりいい評価がたくさんある出品者の方が優遇されやすいということになります。
初心者の方からすると「圧倒的に不利だ」と思うかもしれません。
しかしこれは出品者全員が通ってきた道です。
最初は少し不利になるかもしれませんが、少しずつ良い評価を獲得してカートの獲得率UPを目指しましょう。
回転重視の商品を扱うのも戦略の1つ
評価を獲得する用の商品を扱ってもいいと思います。
輸入セラーであっても、必ず輸入商品を扱わないといけないというわけではありません。
卸サイトは雷神を使えば一括でリサーチできる
ちなみにこういった卸サイトって商品数が多すぎてどこからリサーチしたらいいかわからないですよね。
そんな時は雷神というツールがオススメです。
雷神を使えばこんな感じのサイトを自動でリサーチしてくれます。
雷神の詳細についてはこちらで解説しているので興味がある人はどうぞ。
大口出品の利用
これはAmazonの公式ページにもカート獲得の資格条件で明記されています。
カートを獲得したいのであれば大口出品は絶対ということですね。
FBAの利用
AmazonではFBAでの出品と自己発送の2パターンあります。
この2つで、圧倒的にカートを獲得しやすいのがFBAです。
基本的に、FBA出品と自己発送の出品者が同じ価格で出品をしていればFBA出品者がカートを獲得します。
自己発送はFBAセラーが出品している商品では圧倒的に不利になります。
アカウントパフォーマンス
悪い評価をたくさん貰ってしまったり、規約違反等を繰り返していたりするとアカウントパフォーマンスが低下します。
この状態だとAmazonも安心して出品を任せられませんよね。
Amazonの立場で考えるとわかると思います。
評価が悪い出品者の商品は商品の質が悪かったり、規約違反をしている可能性が高い。
そうなればお客様のAmazonに対する印象も悪くなりますよね。
Amazonで販売する以上はAmazonが扱いやすい出品者になることが1番の目標になります。
在庫の多さ
在庫の多さもカート獲得率に影響します。
基本的に在庫を切らさないように仕入れをしましょう。
在庫が切れてしまった商品や追加で納品する予定がない商品はSKUごと消してしまってもいいと思います。
在庫不足が続くとカート獲得率に影響する可能性があります。
これらを全部満たしたからといってカート獲得は保証されていない
ここまで色々と解説しましたが、どの指標がどれくらいの割合で重要なのかは公開されていません。
セラーセントラルにも記載がありますが、これらを改善したからといって必ずカートボックスが獲得できる保証もありません。
一部ではセラーによってカートが獲得できる価格帯に違いがあるとも言われています。
例えば、Aさんは5,000円でカートが取れるけど、Bさんは4,000円にしないとカートが取れない。といった感じです。
これは販売実績や評価数などが考慮されているはずなので、やはり僕たちにできることは商品をたくさん売って評価を稼ぐ事になりますね。
Amazonのカート獲得率を確認する2通りの方法まとめ
という事で最後にまとめます。
Amazonのカート獲得率を確認する2通りの方法まとめ
- セラーセントラルのビジネスレポート
- Keepaの拡張機能の「Buy Box Statistics」
- 販売価格
- 評価数【特に初心者の方は注意】
- 大口出品の利用
- FBAの利用
- アカウントパフォーマンス
- 在庫の多さ
新規セラーはとにかく評価を集めたほうがいい
評価が少ない間は圧倒的に不利になります。
まずは利益が出なくても回転がいい商品を回して評価を集めるということに注力してもいいと思います。
- 利益が出なくても回転がいい商品を扱う
- ネット卸サイトから安定して商品を仕入れる
- ネット卸のリサーチを効率的にしたいなら雷神がオススメ
という事で今回は以上です。