この記事のテーマ
並行輸入品の記載がないカタログに並行輸入品を出品してもいいの?【注意:個人的見解です】
この記事の内容
- 並行輸入品の記載がないカタログに並行輸入品を出品していいの?【個人的見解です】
- 並行輸入品を絶対に出品しない方がいいカタログの特徴とは【日本の正規代理店がいるページはNG】
- まとめ【並行輸入品の記載がないカタログに並行輸入品は基本的なNGだけど…】
このような内容になっています。
- 商品によっては規約的にアウトよりのグレーだけど出品可能と判断できる商品もある
- 出品できそうな商品には3つの特徴がある
- そもそもAmazon内では並行輸入品は並行輸入品と記載がないカタログに出品することは規約違反
この記事の内容はあくまでも個人的見解です。
並行輸入品の記載がないカタログへの出品を推奨するものではありません。
出品したことによる不利益などは自己責任となりますので予めご了承ください。
並行輸入品の記載がないカタログに並行輸入品を出品していいの?【個人的見解です】
これについてはかなり微妙なラインの商品も多いです。
しかし質問も多くいただいているので個人的見解を書いていきます。
あくまでも僕個人の考えなので参考程度にしておいてください。
この記事を参考に実践をして生じた損失などは保証できませんので予めご了承ください。
- 【結論】商品によっては規約的にアウトよりのグレーだけど出品可能と判断できる商品もある
- 規約的にグレーだけど出品しても良さそうな商品カタログの3つの特徴とは
- そもそもAmazonでは「並行輸入品」の記載がない商品は正規品として扱われる
こんな感じで解説を進めたいと思います。
【結論】商品によっては規約的にアウトよりのグレーだけど出品可能と判断できる商品もある
規約上では、並行輸入品を「並行輸入品」と記載がない商品ページに出品する事は規約違反とされています。
しかし現状では見逃されていると判断できます。
僕自身8年以上やっていますが、明らかに間違った出品をしない限りは大事になったことがありません。
これはあくまでも個人の見解ですが、Amazonとしても僕たちセラーが商品を売ることで手数料を稼ぐビジネスモデルです。
なので、この辺を大きく取り締まるつもりは今のところないと判断します。
商品点数が多すぎるので全てを取り締まることも難しい
Amazon的にも全ての商品を取り締まることは難しいと思います。
もちろん悪質過ぎる商品ページはお客様から報告が入るので出品停止や真贋調査になることもあります。
ですが、悪質過ぎない限りでは今のところ問題なさそうな状況と判断しています。
規約的にグレーだけど出品しても良さそうな商品カタログの3つの特徴とは
正直、欧米輸入セラーでも「並行輸入品」の記載がある商品だけを出品しているセラーは少ないと思います。
そういったセラーはどのような特徴があるカタログに出品してるのかをまとめています。
- 日本に正規代理店がないメーカーやブランドのカタログ
- 商品名や商品画像、説明文が全て英語で表記されているカタログ
- 翻訳サイトを使って不自然な日本語で作られたカタログ
このようなカタログは「並行輸入品」という記載がなくても問題になる可能性が低いページと判断できます。
それぞれ理由を書きます。
日本に正規代理店がないメーカーやブランドのカタログ
Googleなどでメーカー名を調べると分かると思います。
日本に正規代理店がないという事は、誰かが海外から商品を仕入れてカタログを作った可能性が高いと判断できます。
カタログを作るときにライバルにバレないようわざと「並行輸入品」と記載をしなかった。
もしくは「並行輸入品」と記載をするルールを知らなかった。
などの原因が考えられます。
商品名や商品画像、説明文が全て英語で表記されているカタログ
Amazon.comのカタログをそのままコピペで作っている可能性があります。
こういったページは、無在庫輸入セラーがツール等で一括で作っている可能性が高いです。
お客様からしてもセラーからしても見にくいページですけどね。
日本に正規代理店があるなら、商品をしっかりと販売するためにこのようなページ作りはしません。
つまりこのようなカタログで放置されているという事は、出品しても問題ない可能性が高いといえます。
翻訳サイトなどを使って不自然な日本語で作られたカタログ
リサーチをしていると意味不明な日本語や不自然な日本語のページもあると思います。
こういったページも並行輸入品セラーがAmazon.comの商品名や商品説明をGoogle翻訳などで訳して作ったカタログだと思われます。
上で解説したカタログと同様に、正規代理店がいるならこのようなページ作りはしない可能性が高いです。
そもそもAmazonでは「並行輸入品」の記載がない商品は正規品として扱われる
正規品には正規品と表記する必要がありません
なぜなら、並行輸入品と記載がない商品は全て正規品とされているからです。
つまり本来、並行輸入品は並行輸入品と記載されているべきです。
しかし上でも解説した通り、並行輸入品でも並行輸入品の記載がないカタログは数多くあります。
そしてAmazonもある程度は放置しているのが状況
だからと言って積極的に出品しましょうとは言えません。
この状況をどのように受け取ってどう対応するかはお読みいただいたあなた次第になります。
並行輸入品についてよくわからないという人は、こちらのページも参考にしてみてください。
並行輸入品を絶対に出品しない方がいいカタログの特徴とは【日本の正規代理店がいるページはNG】
ここからは逆に絶対に並行輸入品を出品しないほうがいいカタログの特徴について解説します。
当たり前ですが、基本的に「並行輸入品」という記載がなければ並行輸入品を出品しないという事を前提で書いていきます。
- 日本でも有名なメーカーやブランドのカタログ
- 日本正規販売代理店などと表記されたセラーがいるカタログ
- メーカー名をググると正規代理店のホームページが出てくるカタログ
こんな感じ。
それぞれ深掘り解説します。
日本でも有名なメーカーやブランドのカタログ
並行輸入品をリサーチしていると、有名なメーカーブランドの商品の見つかることがあると思います。
そして利益が出ることもあると思います。
しかしこういった商品は仕入れない方が良いと判断します。
上でも解説した通り並行輸入品との記載がないのであればその商品カタログは正規品のページになります。
正規品と並行輸入品では保証レベルが全く違う
いくら利益が出るからといっても正規品と並行輸入品では保証等が全く異なります。
利益が出るなら仕入れたくなると思いますが、目先の利益をとってアカウント閉鎖の方が辛いと思います。
有名なメーカーやブランドで並行輸入品という記載がない商品の出品は避けましょう。
日本正規販売代理店などと表記されたセラーがいるカタログ
有名メーカーじゃなくても正規販売代理店というような表示が入ったセラーが出品していることがあります。
こういったセラーはメーカーに直接交渉して日本の正規販売代理店契約をとっている可能性があります。
正規販売代理店と記載しているのには理由がある
それは相乗り出品を防ぐ目的が大きいと思われます。
こういった商品では出品取り消し依頼や商標権の侵害などの訴えなど、様々な方向から攻められる可能性があります。
個人的にはこういった商品は避けておいた方が良いと判断します。
メーカー名をググると正規代理店のホームページが出てくるカタログ
Googleでメーカー名を検索すると、正規販売代理店のホームページが出てきたりします。
こういったカタログにも並行輸入品を出品してしまうとクレームの原因になるので出品は避けた方が良いと思います。
まとめ【並行輸入品の記載がないカタログに並行輸入品は基本的なNGだけど…】
ということでまとめです。
基本的に並行輸入品という記載らないページに並行輸入品は出品してはいけません。
これはAmazonの規約で決まっているからです。
お客様や、メーカー等からクレームが入れば真贋調査の対象になる可能性もあります。
ただし、上で解説したようにある一定の条件を出していれば出品できなくもないというのが現状です。
並行輸入品の記載がなくても出品できる可能性があるカタログの特徴まとめ
- 日本に正規代理店がないメーカーやブランドのカタログ
- 商品名や商品画像、説明文が全て英語で表記されているカタログ
- 翻訳サイトを使って不自然な日本語で作られたカタログ
あくまでも個人的な見解であって絶対に大丈夫と言うわけではありません。
また出品を推奨するものではありません。
出品は自己責任でお願いします。
ということで今回は以上です。